院長ブログ
市内に「国立がんセンター」があるありがたさ
(2024.10.03更新)
がんセンター付近を通ると、スーツケースを引いた方々を目にします。隣のホテルから出てくるところや、羽田空港行きバス停前におられる、比較的高齢の方、そして時に若い方もおられます。国立がんセンター東病院に泊… ▼続きを読む
実話
(2024.09.16更新)
「血糖値上がってます?おっかしいなー、梨だけにしてブドウは我慢しているんですけど」
「?」
「だって、ブドウ糖が悪いんでしょ?」
ーーーー
ご本人はいたって真面目。こんな会話があるので、家庭医… ▼続きを読む
「手を貸すこと」は普段の備えがあってこそ
(2024.09.02更新)
今年の夏は地震注意や迷走台風でなやまされました。
災害救助で自衛隊の活躍が報じられています。国難に近い災害の現場では食糧や野営まで自力展開できる自衛隊の力は大きいでしょう。
「手を貸すことが最善で… ▼続きを読む
家庭医がうれしいと思ったこと
(2024.07.17更新)
「ああ、このお嬢さんが子宮頸がんになることはないのだな」
発熱外来に来た女性の方を診療した後に思ったことです。カルテには中学生の受診歴と、子宮頸がんワクチンの接種歴、そして、今回発熱外来での来院記録… ▼続きを読む
壊れた聴診器のお話
(2024.07.05更新)
「院長、とっても喜んで、いつまでも持っています。ありがとうございました」
聴診器が壊れました。医療器具は専用器具がおおく、他に役に立つ場所もありません。おもちゃにでもなるか?とおもい、小学校低学年の… ▼続きを読む
成人教育の方法はもっと柔軟であってほしい
(2024.06.30更新)
6月22日の土曜日は30分の時短診療でした。ご迷惑をおかけしました。
産業医の実地研修に千葉市まで行ってきました。5年間で20時間の受講が必要で、実地研修はなかなか開催の機会がなく、応募も即時で埋ま… ▼続きを読む
友人が経験した個人的な体験
(2024.06.01更新)
友人から聞いた話です。
都内の病院で呼吸器科医として勤務していた友人は、救急搬送された、ある気胸患者の担当になりました。
聞けば来週大学入試があるとのこと。「彼」は入試までに治療が終了するか心配… ▼続きを読む
魚に海は見えない という話
(2024.05.29更新)
病院に勤務していたころ、その環境が当たり前だと思っていました。24時間画像や検査をしてくれる専門職がいて、呼べば集まってくれて、すぐに結果が分かること、処置ができること。研修医はそうした環境で指導医か… ▼続きを読む
様々な視点を与えてくれる映画
(2024.05.10更新)
ハンセン氏病をご存じでしょうか?今の日本ではほとんど見なくなりましたが、昔の日本では結核と並んで恐れられていた感染症です。日本では「らい予防法」により戦前から患者隔離政策がとられてきました。昭和の初め… ▼続きを読む
感覚スケールを広げてくれる「時・空計算尺Gulliver」
(2024.05.01更新)
人間の感覚には限界があります。犬吠埼で太平洋を見ても直感的にはやはり平面にしか感じられません。その感覚を補うのが知識ですが、太陽までの距離など文字通り天文学的な数字はやはりピンときません。
ある本で… ▼続きを読む