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今年は電子化・効率化が試される年に

[2024.01.01]

2024年元日から、能登地方で大きな地震がありました。被害の掌握と一日も早い復興を祈ります。

今年は電子処方箋の導入を予定しています。マイナンバーカードとの紐づけがなされることで例えば「睡眠薬」「麻薬成分の含まれた鎮咳剤」といった過料服薬に注意が必要な薬剤については、他院での処方歴が処方時にわかるような仕組みになる予定です(逆を言えば、意図をもって受診者がクリニックを変える、処方薬局を変えるなどすれば、同一処方を受けるといったことが可能なのが今の状況です)

また、開院して6年目に入ります。通いなれていた高齢の方も、徐々に衰えを自覚され、認知症になり、施設や自宅での介護が必要になってきました。こうした方に対しても、電子情報であれば、処方や健診の共有が入院先の病院や転院された地域でも(あまりいい例えではないですが、たとえかかりつけクリニックが消失や被災していても、クラウドに情報が電子化されていれば、患者さんが避難した先で)すぐに閲覧できるようになります。今年は国も本気で医療情報の電子化を進めますので、かかりつけ医はその準備を整える年になりそうです。

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