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かかりつけ医「機能」とコロナ入院との論文

[2024.03.06]

私も学んだ慈恵医大の臨床疫学教室から興味深い論文が出ました。米国の家庭医療学の学会誌に発表されたものです。

かかりつけ医がいる、いない、ではなく、その「機能」(近接性、継続性、協調性、包括性、地域志向性といった尺度)が高いほど、入院リスクが低い(かかりつけ「なし」と比べ6割低い)ことを疫学的に証明したものです。

パンデミック下でも発熱外来を行い、幅広い年齢への対処やワクチンも行ってきました。当院の診療が他と比べてどのような差があるのか?疑問に思っていましたが、こうした論文で、(大変なことも多かったですが)当院の診療スタイルは、地域医療へ一定の貢献ができたのではないか?とふり返るいい機会になりました。

かかりつけ医機能が高いほどコロナ禍での入院リスクが低下(日本語文)

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