ワクチンの誤接種に気を付けています
10月から、インフルエンザワクチンの接種がはじまりました。また、コロナワクチンの新型(2価)も配布され接種開始となっています。今年は南半球ですでに同時流行(ツインデミック)の報告もあり、皆さんの関心も高く、多くの問い合わせをいただいています。
新型コロナワクチンは、1,2回目の方には適応がありません。かつ、前回接種から5か月以上あいていないと打ってはいけません。また、12歳未満には子供用ワクチンのため、接種時に11歳では当院のワクチンは打ってはいけない扱いとなります。
ここにインフルエンザワクチンが加わります。
クリニックとしては、日にちを分ける、時間を分けるなどでより安全に接種できます。当初はそれを考えました。しかし、当院はお年寄りが多く、㏋などでの告知は見られない人がほとんどです。「せっかく来たのに(連れてきたのに)帰れというのか?」と言われることもあります。「来た人を返す」ことはせずに何とか実施できないか?スタッフからそんな声が出るようになりました。
十分シミュレーションを重ねた結果、毎日かつ時間を分けずに、両方のワクチンを打つことを決めました。ワクチン毎に問診票フォルダの色を変え、接種時のシリンジの色も替えて、何度も確認をしています。ミスのないように十分注意を払い、安全に接種を行っています。
来院される方も、こうした状況をご理解いただき、ご自身で年齢、接種間隔の確認。ならびに接種内容の自己申告にどうかご協力をお願いいたします。