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2回目ワクチン説明会

[2021.04.19]

保健所・医師会よりコロナワクチンについての2回目説明会がありました。

それぞれの部署が懸命に努力をしていることが分かりました。

柏市の特徴として、医療現場に負担をかけないように、保健所が街医者への配布の役目を担ってくれています。

仕組みを聞いていて感じましたが、供給が不安定な中接種が開始されるため、1回目接種を受けたのち、3週間後の2回目が予定通りいかない可能性がある懸念を感じました。

保健所にはディープフリーザーが置かれ、「十分な供給」との国の説明を信じながら配布をつづけていくことになります。高齢者接種が開始となり、接種者も慣れてきて、一日あたりの接種数が増えれば増えるほど、3週目の2回目接種の確保(もしくは1回目の供給)が相対的に不足になってくるかもしれません。

1回目と2回目の方をどうやって順序付けるか?予定をしていても体調不良等のドタキャンについてもワクチンを破棄することなく、「キャンセル待ち」をどのように効率良くリスト化するか?(クーポンの配布を受けた方が接種対象者ですが、クーポンの無い人にも打っていいのか?などの問題も発生します)

かなり効果が高いワクチンと分かってきましたので、まずは1回目をきちんと受ける。2回目は3週間を多少超えることがあっても大きく効果が落ちるものではない。そう考えて、患者さんにも説明していこうと思っています。

また、接種後の経過観察を行う場所も問題です。通常診療を行いながら、発熱者の対応も行い、そして、ワクチン接種も行う。時間的に枠を区切ってワクチン時間には通常診療を行えないことも十分に周知しておく必要がありそうです。

厚労省:ワクチンの接種間隔について

https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000755198.pdf

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