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新型ウイルスのワクチンを待ち望んでいる人に読んでほしい事

[2020.03.06]

新型コロナウイルスが世界的に猛威を振るっています。人類が免疫を持たないウイルスなので、全員が感染しますが、幸いなことに子供の重症化はほとんどなく、死亡率も高くない(※)ことが徐々に分かってきました。

振り返って、私が、普段子供たちに(嫌がられながら)接種しているワクチンを思い出します。

はしか、日本脳炎、風疹、ポリオなどがありますが、いずれも子供がかかると死に至る、もしくは重篤な後遺症を残す疾患です。

世界中で医学者が一生懸命研究し、開発され、安全性が確認されてから世の中に供給されている薬品です。そして、税金である公費で、世界中で接種が推奨されています。病気で苦しむ子供が少しでも減るように。

いま私たちが感じている「不安」、それは、過去の人が感じた新しい病気に対する「不安」と何ら変わることはありません。子供や親しい人が病気で苦しむ姿や、亡くなった姿や、そんな悲しい思いを二度とさせたくないとして開発されたのが予防薬である「ワクチン」なのです。

小学校入学前に、3月末までに公費でワクチン接種を受ける予定のお子さんをお持ちの親御さん方、昔の人が待ち望んでいた「ワクチン」が「無料」で受けられる機会をどうか逃さないでいただきたいと思います。

新型コロナウイルスで病院待合はなるべく近づかないようにとマスコミは報じていますが、クリニックでは発熱者と定期患者さんの待合場所を分けています。どうか年度内に接種を受けられるよう、該当の方は書類の確認と予約をお願いいたします。

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本日は開院1周年でした。

引き続き地域の皆さまに安心してかかっていただけるクリニックを目指してまいります。

※投稿段階の情報によった記載です。その後お子さんの死亡例が出ましたし、基礎疾患のある方などでは当然死亡率は高くなります。

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