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ワクチンの効果は実感しにくい

[2022.11.22]

ある日、小さいお子さんを連れた女性の方から、「子宮けい癌の疑い」があるといわれているのだが?と相談を受けました。まだ小学校に上がる前のちいさなお子さんの手を握りながら「癌の疑い」と言われることがどれほどつらいことか?お母さんの表情からそんな気持ちが感じられました。

頸がんの診断には細胞を取る検査が必要である事、表面の細胞が「癌疑い」であってもそのまま「癌と確定」するわけではない事などをお話しし、婦人科での精密検査をきちんと受けるようにお話をしました。

子宮頸がんワクチンを受けに中学3年生から上は大学生・社会人の女性が来院されています。彼女たちには、接種をためらっている人には接種しても元気でいる姿を見てもらうことが大事であることや、仲間内でワクチンを話題にしてほしい事などを伝えています。実際、日本人の研究で、子宮頸がんワクチンによる健康被害は科学的に否定されています。

病気にならないために打つワクチン。病気にならなかったことがワクチンの効果なのか、たまたまなのか、個人にはわかりません。ですが、かかった時のリスクやその時の感情的な負荷を考えれば、「病気にならない確率を上げる」ことはじつはとても重要なことなのです。

ワクチン接種をためらうお子さんやそのお母さんには、私の経験したこのお母さんのことも今度からお伝えしなければ、そうおもえた経験でした。

 

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