メニュー

1000年前に思いをはせる経験

[2020.04.03]

西行法師の「願わくは」が思い浮かぶような花の美しさ

平安時代に比べれば疫病に対する知識も、薬も増えている現代です。

しかし、「新型ウイルス」のまえに、現代人の我々もいかに無力なことか。「死ぬかもしれない病」がこんなに身近になった気持ちで桜を見るのは初めての経験でした。おそらく先進国で暮らす多くの人が同じ気持ちだろうと思います。

1000年の時を隔てて、当時の人もこんな気持ちだったのでしょうか?

時代は違っても、不安や願い、人の感情は変わらないのかもしれない。そう思わせてくれた桜でした。

来年にはこの気持ちが「安心」の気持ちに変わっていることを願います。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

通勤途中車を降りて大堀川沿いで撮ったものです。周りには誰もいませんでした・・・。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME