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1万円のワクチン、お金払ってうちますか?(その3)

[2019.12.22]

(定期接種から外れていたため)MRワクチンをお子さんの頃に受けられなかった、そのため、成人になって貴重な休みを2回もつぶして、そして、11000円を払って、ワクチンを打っていただいた男性のお話です。

挑発的なタイトルにしたのには、訳があります。

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もうすぐ年が明け、3月末で令和元年度(平成31年度)もおわります。

当院は今年3月上旬に開院しました。そして、開院そうそうでしたが3月末で「ワクチン問い合わせ」を多くいただきました。

年度末までにワクチンを接種しておけば、「無料で受けられる定期接種」のお子さんが多くおられます。

高価なワクチンを「無料」で受けられる機会は、今しかありません。幼児を抱えた、お父さん・お母さんはとてもお忙しいと思いますし、冬場で医療機関にかかることをためらわれる人も多いかと思います。ですが、学校に上がる前に済ませておくべきワクチンは、ぜひ時間を作って、医療機関で接種をしてください。MRに限らず、せっかく無料で受けられるワクチンの接種機会を、どうか失わないようにしてください。

忙しい中で、それでも採血に来ていただいた、そして、11000円を払ってでも即答で接種をしてください。と仰った、この成人男性から、私も多くのことを学びました。

繰り返します。年度末までに無料対象となるお子さんをお持ちのご両親、早めに予約をお願いします、そして、直前ではなく2月から3月上旬にかけてワクチンを打つ時間を、どうか作っていただきたいと思います。年度末ぎりぎりではワクチンが届くころには年度が変わってしまい、無料接種の期間が過ぎてしまいます。医療機関では、決まりを守って接種することしかできません。どうか、お子さんのためにも、公費でのワクチン接種時期を逃さないでください。

長文お付き合いありがとうございました。(今年3月27日の院長ブログの続きです)

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