酸素モニタ装置の貸し出しを始めます(コロナ陽性患者さん対象)
[2021.08.27]
一般診療、ワクチン接種と、時間を分けて発熱外来を行っています。PCRは時間がかかるため、数分でわかる抗原検査を必要に応じて行っていますが、問い合わせも増え、陽性判定者も増えています。
以前は、発生届をFAXすると直ちに保健所から連絡がありましたが、いまは数日待ちといった状況です。保健所からの連絡のない中、患者さんも不安だと思います。
当院で何ができるかを検討した結果、酸素モニタ装置(サチュレーションモニタ)を貸し出す事にしました。(陽性判定が出た方で、希望される方が対象)
保健所でも貸し出しを行っていますが、連絡が来るまで日数がかかるため、その間を補うためです。不安からなどでも呼吸苦は自覚され、救急車を要請するなどの事例も報告されています。酸素飽和度が高(95%以上)ければ、コロナによる肺炎悪化の心配はありません。すこしでも療養中の不安解消に役立てればと思います。
厚労省(2021年8月版)新型コロナウイルス感染症の“いま”に関する11の知識
https://www.mhlw.go.jp/content/000788485.pdf”