運転高齢者への有効な声掛け(2)
「今タイヤが乗り上げたのはなんだかわかる?」
「縁石?本当にそうか自信ある?わからない?、もしかしたら子供かもしれないよ。確かめないで運転して大丈夫?」
トラックドライバーの男性が、高齢運転者の母親の車に同乗した際に、このような声掛けをしているとお聞きしました。
この声掛けは効果的だと思えたので、(ご本人の許可を得て)ご紹介させていただきます。
この言いかたは本人のプライドは傷つけていません。乗り上げた運転操作は否定していません。(操作を注意すると、次は気を付ける、ぶつけないといわれておしまい)本人も何かぶつけたとの認識がありますが、それを「確認しない事」=「運転ルールの低下」を自覚させている点が効果的と思います。やめろとは言わずに、運転を続ける「ルール」を破っている事を自覚させる。運転が好きならば、自分で機械を操作できる快感を感じたいのであれば、自分で自分をコントロールして、運転手(と言うプライド)に見合った「ルール」を守らなければならない、正しい運転者であり続けることは、あなたが決めることだけど、家族として心配はしている。
本人も気づきにつながる、非常に有効な、効果的な言いかた、だと感じます。
子供や若い人が犠牲になるような高齢者の運転事故は減らさなければなりません。
高齢者の運転範囲は狭いため、ひとたび事故が起きると「地元に暮らす加害者家族」がその土地を離れざるをえない状況も多いようです。
こうした「声掛けの知恵」が広く広まり、高齢者事故が減ることを願ってやみません。
