新しい年を「迎えられる」うれしさ
[2020.01.01]
新年あけましておめでとうございます。
昨年3月に開業し、クリニックとして無事に新年を越すことができました。
年を越すことが「難しい」と病院の先生方から告知を受けながらも、退院されてきた患者さんが何人かおられます。外来や在宅でお会いしていますが、その方々も無事に年を越せました。病院の先生方が見通せないのではなく、退院後のリラックスした環境での療養は、病院と比べ病状悪化スピードが落ちるケースが多々あります。在宅診療に関わる医療者はこのことをよく知っています。
医療者になる前は、「年を越せることは当たり前」と思っていました。医療機関に勤務し様々な患者さんと接するにつけ、また、震災や災害を経験するにつけ、無事に年を越せることがいかにありがたいことか、実感できる世代になってきました。
今年も、地域の皆さまに家庭医としての診療をお届けできるように、活動してまいります。