予防にかける「時間」の確保を
[2022.07.18]
コロナワクチンのことです。6月はおろか7月中旬まで、かかりつけ以外でも、当日予約なしで、直接来院してそのまま接種可能な状態でした。しかし、3回目接種のクーポンが来ていても、スタッフが声掛けをしても、ワクチンが余っていました。
ワクチンには使用期限があり、注射器に移したワクチンは12時間以内に使用しなければなりません。もったいない話ですが、ワクチンの何本かは破棄していました。
第7波になり、3回目接種の問い合わせが急増しています。クリニックから見ていると「もっと早くに来てくれれば…」との想いですが、流行が起きなければはなかなか時間を作ってワクチンを打とうとは思えない。その気持ちもよくわかるのです。
現在は4回目接種券が来た高齢者、かつ、当院のかかりつけの方の分を優先としています。かかりつけ優先に戻すのは、電話や窓口でもご意見をいただきますが、ワクチンの配分が限られる以上やむを得ません。(かかりつけ高齢者が終了すれば一般の方も受け付ける予定です)
この冬は2年間発症がみられなかったインフルエンザの流行も予想されています。皆さん忙しいと思いますが、流行期に入る前に、ぜひワクチン接種の時間をつくっていただきたいと思います。