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コロナ流行下での花粉症診療の難しさ

[2022.03.02]

毎年花粉症で治療を受けている方がいます。当院で処方歴があり、経過としては例年と同等の経過ですが、少しだけのどの違和感がある。

コロナ抗原検査で陽性が判明し、私も患者さんもびっくりしたケースが複数出ています。

本人は例年の症状であり、少しの違和感しかありませんでしたが、花粉症にコロナ感染が重なっていたと判断しました。

 

感染症診療の難しさです。個々の患者さんは「大したことは無い」「単なる花粉症」と考えていますが、クリニックでは多くの方を診ていますのでこうした事例が起きています。当院だけではなく、他の先生方に聞いてもコロナ下での花粉症診療では検査をしないと区別ができない(症状だけでは診断できない)と言われ、私も同様に感じます。

今年については、鼻炎症状がある方には、コロナ感染者疑いとしての準備と対応をさせていただきます。また、必要に応じて検査をお勧めしています。ご理解をお願いいたします。

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