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「帰省前にPCR検査」の意味は?

[2020.12.24]

都内でのPCR検査施設が報道されていました。「(感染していないことを知るために)正月の帰省前にPCR検査を受けに来た」とのコメントでした。

PCR検査は「今現在」感染しているか否かを見る検査です。たとえ陰性でも、帰省直前や帰省後の生活のよっては感染する可能性もあります。このため、PCR検査が陰性でも、会食ではマスクをする、大人数で集まることを避ける、換気をよくするといった「感染防止の生活様式」を守らなければ、やはり帰省先で感染が広がるかもしれません。

少しでも不安を解消したいとの気持ちも分かります。しかし、PCR検査を受けて陰性だったから、(安心して)今までと同じ大人数で過ごせるといった誤解につながるようなら、かえって逆効果かもしれない、そう感じた報道でした。

新しい生活様式で過ごす初めてのお正月、病院の先生・看護職員さんの疲弊も報道されています。高齢者への感染拡大がこれ以上広がらないことを祈るばかりです。

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