「エコノミークラス症候群」の誤解
[2026.04.30]
地震や火事で避難所生活の報道を目にするたびに思います。
「エコノミークラス症候群」という病気を耳にしたことが無いでしょうか?長期の安静で下肢に血栓ができてそれが肺に飛ぶ病気ですが、この病名は誤解を与える名で、飛行機に乗らなければかからない(ビジネスクラス以上なら起きない?)との誤解が多いようです。実際には、長時間同じ姿勢で動かないことが最大のリスクであり、場所は問いません。避難所生活に限らず、長時間ゲームに没頭する、集中した勉強や長距離での運転など、日常の中にも実は危険が潜んでいます。
予防には、こまめな水分補給と定期的な立ち上がり・ストレッチが有効です。「自分は大丈夫」と思わず、日常生活の中で意識的に体を動かす習慣をつけましょう。長時間の安静後に、胸の痛みや息切れなどの症状があれば、早めの受診をおすすめいたします。
正式には肺塞栓症といいますが、たしかにこの病名では危険性が伝わらないかもしれません。何かいい病名はないものか?と思います。
