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高気温下での発熱診療の難しさ

[2022.06.30]

明日から7月ですが、今年はすでに「猛暑」に突入しています。そんな中、ジワリとコロナ陽性の患者さんが増えています。

屋外で作業をして夕方から頭痛と発熱、誰が見ても「熱中症」「脱水」の状態ですが、検査で陽性が出ています。こうなると、問診や症状、身体所見は全く役に立たず、少しでも疑えば「検査キットによる診断」でなければ診断できない状況です。春は花粉症類似症状、夏は熱中症類似症状の中にコロナ陽性が混ざっている、診断医泣かせの環境となっています。

幸い、ワクチンを打っている方がほとんどなので、重症化リスクは少なく、対象治療のみで軽快しています。節電が求められていても、この暑さではエアコンは必要です。締め切った室内で感染リスクも高くなっているのかもしれません。若い人の3回目、高齢者では4回目のワクチンはやはり必要なのだと思います。

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